ミュー、折れる
来た時には48gあった体重が、本日は45gまで落ちていた。
エグザクトは嬉しそうに食わないし。
人から直接餌を渡しても、そう食わない。
意地を張ってるのか、我が家の人間を信用していないのか?
娘が心配しているが、野生の鳥の雛を何度も育てた経験から、まだ大丈夫と判断。
少しながらでも食うという事は、まだ自分で生きてやると言う信念がある。
今日明日にゃ、この意地も空腹から折れるだろうと思っていた。
手に乗る事は恐れないが、もう1つの手を近づけるのは嫌みたい。
大人と同じ餌を、小さな箱に入れて娘があげてみた。
すると相当お腹がすいていたのか、意地を捨ててがつがつ食べ始めた。
じーっと観察。
その中にひまわりの種。
とりあえず齧ってみるが初めての物。食い方がよく分からんみたいだが、割って中身を食べ始めた。
そうとう美味かったのか、割ったからを再度拾い上げ、何度も齧っている。
この子は、これでなつくなと判断。
高カロリーだが体重が減っているから少しくらい多く上げてもいいだろう。
箱の中に1こずつ数回あげる。
これでひまわりの認識ができたよう。
その後、名前を呼びながら手で摘んだひまわりの種を嘴の所に持っていく。
恐れる事も無しに食べる。
数回繰り返した所で、今度はテーブルにミュー君を置き、その前に手を置きもう1つの手でひまわりの種をちらつかせ名前を呼ぶ。
するとヨタヨタ歩きながら手のひらに乗って種をついばむ。
ビンゴ!
これでこの子は自分の名前を覚えてくれるし、我が家の人にもなれてくれる。
ただまだ顔が怖いらしく、これを解消するために時々私の口に咥えた種を食べさせる。
これは時々ついばんでくれるだけ。気長に行おう。
人と動物は愛情で繋がっているが、繋がる前には餌付けがほぼ不可欠。餌で繋がって、ようやく愛情が繋がる。
夕方には2g増えて47gに。
これで安心。
親代わりにようやくなれそうです。
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